プロキシサーバは、ネットワークアクセスを代行して行ってくれるサーバです。 プロキシサーバは、キャッシュ機能(データを溜めておく機能)を持っており、 過去にアクセスしたデータを一定期間サーバのローカルディスク(キャッシュ 領域)に保存しています。
プロキシサーバは、 Web のページをアクセスしたとき、そのページを過去にアクセスしたこと があれば、ページの作成日時をチェックして、前回のアクセスからデータ 更新されていないことがわかれば、ディスクにキャッシュされているデー タを利用します。
このキャッシュ機能は、Netscape や Internet Explorer などの WWW ブラウザ にもありますが、これは過去に自分がアクセスしたことのあるデータ だけしか持っていません。
これに対し、プロキシサーバ上には、プロキシサーバを利用している ユーザ全てが有効期限内にアクセスしたことあるデータが保存されて おり、これを共通に利用することができます。
したがって、プロキシサーバを利用する人が増える程、 アクセス先のデータがローカルディスクにある確率が高くなり、 学外回線を流れる HTTP のデータを少なくすることができ、トラフィックの 節約になります。
現在、電子制御学科では、
proxy.denshi.numazu-ct.ac.jpが、学科としてのプロキシサーバとなっています。ポート番号は、3128 です。 このサーバは、キャッシュ領域として約1Gバイトが与えれています。 キャッシュの保存期間(有効期限)は、2週間としています。
Netscape での、プロキシサーバ設定は、
Option -> Network Preference -> Proxiesの画面で、 Manual Proxy Configuration ボタンをチェックし、View 画面に入り、
FTP Proxy prxoy Port 3128 HTTP Proxy prxoy Port 3128とします。(他は変更の必要がありません)
FTP で転送に数時間を要するような大きなファイルを転送すると、その間 ネットワークトラフィックの何%かが、そのためにだけに占有されます。 このような巨大ファイルの転送が、同時にいくつか重なった場合、他の ユーザの学外回線の利用環境が著しく低下する可能性があります。
したがって、数メガバイトを越えるような巨大なファイルのダウンロード などは、可能な限り、利用しているユーザ数の少ない、夜間または、土日・ 祭日に行うように心がけけて下さい。